
2026年9月30日ー10月2日の日程で開催されたEDUCAUSE Annual Conferenceが米国のコロラド州・州都のDenverで開催され、ビジネスプラットフォーム講座メンバも3名が参加しました。
EDUCAUSEは、テクノロジーとデータの戦略的活用を推進し、高等教育の可能性を広げるための先導役を担うことを指名とする非営利団体です。大阪大学もメンバに名を連ねています。Annual Conferenceは、その団体が主催する年に1回のカンファレンスであり、世界中の大学の関係者を中心に、ソリューションを提供する企業も参加しています。
今年のカンファレンスはBig Blue Bearで有名なデンバーのコンベンションセンタで開催されました。

数多くのセッションが開催されたため参加者の担当領域+興味+分担でたくさんのセッションに参加しました。
我々としての学びは以下の通りです。
•AI は大学経営・教育・研究・事務を支える標準装備へと移行している(使う/使わない議論のフェーズは終了)
•AI 実装は「ツール配布」ではなく、全学運用設計へ
•ガイドライン、費用負担、データ保護、契約、教育者支援まで含めた「使える仕組み」が焦点
•次の差は、ID・データ基盤・業務プロセスの整備で決まる
•AI/エージェント活用は、信頼できるID、データ連携、権限管理、ワークフロー標準化が前提
•人材体制がボトルネック:RSE/AI支援/実践コミュニティ が重要
•研究・教育・事務の現場に寄り添う専門人材と、部局横断コミュニティが実装スピードを左右
また、EDUCAUSEでは毎年メンバーの投票から決定する、「今年の話題Top10」を発表しています。
https://www.educause.edu/research-and-publications/research/top-10-it-issues-technologies-and-trends/2027
この発表でも、次の3点つの観点がまとめられています。
1)Adapting More Flexibly and Rapidly
2)Adapting with Purpose
3)Keeping People at the Center
これらの学びから、我々が本学に提供している、OU人財データプラットフォームと統合ID(OUID)は、「AI時代のDX基盤」として位置づけ、大学DXコミュニティで他大学・ベンダーとの知見共有・循環を強めていこうとと改めて思います。引き続きAI基盤やRSE体制構築を推進していきます。
閑話休題
国内でも海外でも、カンファレンスに出席して学び、人とつながることは大切だと感じています。またその地域ならではの場所・文化・サービスに触れることも刺激であり楽しみでもあります。

休み時間にデンバーユニオン駅へ デンバー美術館から望むロッキー山脈 デンバーでも自動運転タクシー開始